YESの備忘録

エイリアン、体感4文字。

a

先に、この場を譎ョ谿オ使っているであろう者へ、お詫びを申し荳翫£る。

 

私自身、なぜこの場に書き込むことが出来るのか、そしてなぜここであったのか、その理由は依然として分からないが、どうか許してほ縺励>。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は現在遭難している。

どこかの森の中、ということしかわからない。

 

ここに至る過程で頭でも打ったのか、自分のことに関する記憶と、遭難する前の記憶があいまいで、なぜ森の中で遭難するに至ったのか全く見当がつかず、困っている。

 

この森で目が覚めた時、私はスーツを着ていて、所持品は今書き込みを行っているこのPCと、貴重品がいくつか入ったリュックのみであった。ある理由から自分の情報を述べることは出来ないが、スーツの裏地に刺繍が施してあり、「TS」と縫われていたことから、私のイニシャルはTSであるだろうことが推測できる。

 

今私が遭難しているこの森はかなり広くて深い。しばらくあたりを散策してみたが、全く外へ出ることが出来ず、事態をより悪化させ繧九%とを防ぐため、元の場所に戻り、現在に至る。

しかしながら、このようにネットが通じていることから、未開の地という訳ではないのだろう。恐らく近くに町か村かがあるに違いない。それとも、この森のどこかに誰かがいるか。

 

 

この森に来てからもう三日が経とうとしている。食べれそうな木の実などを口にして飢えや渇きを凌いできたが、いよいよもって限界が近い。

 

私のイニシャルは「TS」。恐らく社会人の、日本人。森の中で三日間遭難している。

もし何か心当たりや脱出の手がかりがあるなら、何らかの手段で連絡してほしい。

 

どうか、助けて縺上□縺い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すまない。

 

あまりにもな情報不足、矛盾の連続に、要領を得なかったことだろう。

そう、上記の文章はあまりにも語っていない点が多すぎる。

しかしながら、そうせざるを得なか縺」縺溘?だ。

私の身に起きたことを余すことなく語ったところで、いったい誰が信じてくれるというのか。

私自身、未だ混乱と不安の最中にいる。

ここが一体どこで、私はいったい誰なのか。

 

しかし、これだけは信じてほしい。

私は助けてほしいのだ。出来ることなら、一刻も早く。

 

以降は、事の詳細を、詳らかに述べる。

私に何が起こったか、どうか、真摯に受け止めてほしい。

 

 

 

 

 

 

私に何が起きたのか

 

まず、私は遭難している。

この点において嘘はなく、所持品と服装、記憶喪失についても同様である。

 

では一体何を隠していたのか。

 

私の所持品、財布、PCには、私の身分を証明するためのいくつかの文書があった。

これらをもっ縺ヲ縺れば、私の名前など、わざわざスーツの刺繍を見るまでもなく、住所どころか電話番号まで特定することが出来る。

しかし、特定することは出来なかった。

一体なぜか?

 

それらに記載された文章全てが文字化けしていたからである。

 

運転免許証、保険証、PCのファイル、所有者名......、その全てが読めなくなっており、特定はおろか、一字も読むことすらできなかったのだ。

 

そして皆さんは、ここで矛盾を覚えるだろう。

 

「私が一体どうやってここへ書き込んでいるのか。」と。

 

この矛盾は、より皆さんを懐疑的にし、不信感を抱かせることだろう。

そして、その答えも、決してそれらを霧散させうるようなものではないことを了承してもらいたい。

 

端的に言うと、「私が打ち込んだ文章のみ文字化けせず」、「このサイトのみ開くことが出来た」。

 

ご都合主義の極まったような状況だが、実際そうなのだ。

現に、私は今も尚このように文章を書き込んでおり、おそらく投稿することもできる。

このブログに行き着いたのもまったくもって理由が分からず、多分誰か別の者の所有物であることは分かるのだが、他の手段では書き込むどころかたどり着くことすらできず、致し方なくこの場を借りることにした。

先に述べた謝罪文は、それに由来する。

 

PCに関して、私はもう一つ訂正しなければならない。

先の文章では、ネットが通じている理由を「近くに町や村があるから」と推測していたが、この点については、未だ憶測の域を出ないが断言できることがある。

 

周囲に人などいるはずがない。

 

私がそう言い切ることが出来る理由は、この森が理由である。

 

こんな場所が現実にあってはならないからだ。

 

空はどこまでも高いが地につくように低くもあり、森を形成している木々は確かに木であるものの、どこから見ても平面的で、それでいて立体的なのだ。

この世界を彩る色彩も、その全てがペンキで塗られたようなべた塗りで、どれも現実的でない。

 

 

頭がおかしくなりそうだ。

一体ここはどこで、なんなのだ。

 

私が異物のように思えてならない。私が私でいなくなるような、そんな感覚に終日追われる。

記憶があいまいなのは、頭を打ったからではない。

きっと、ここに来てしまったからなのだ。

 

こんなところで死にたくない。

誰か助けてほしい。

PCの充電確保のため、そろそろ終わろうと思うが、この世界の手がかりを得次第、またこのブログへ書き込みに来る。

信じられないだろうが、どうか信じてほしい。

誰かが私を見てくれている、信じてくれている、その事実だけで、少しだけでも救われたような心地になることが出来るのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、ここまで読んでくれた方に、この世界の手がかりを残しておく。

この世界で見た唯一の生物についてだ。

これまで、誰も信じてくれないことを恐れ、度々文を区切ってきたが、この生物に関しては、信じてくれていた方々すらも離れていってしまうような気がしたため、最後に持ってくることにした。

試すようなことをしてしまいすまない。

そして、くどいようだが、どうか、この生物を見ても私のことを信じてほしい。

もう限界なのだ。

 

 

以下、私が森で見た生物のイラストである。

PCにあったペイントツールを用い、マウスで描いたため、稚拙な出来だが了承してほしい。

 

私は森でこいつに出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも仲間がいるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一体この世界は何なんだ。